少しでも長く勉強できるたった1つの最強の方法
こんにちは。ラオ先生です。
さて、今回の通信では、表題にもある通り「少しでも長く勉強できる方法」についてお話しさせて頂きたいと思います。
お時間のある方もそうでない方も、是非ご一読ください。
これまで多くの生徒や保護者の方々と接して参りましたが、その中で多くのお母様方が悩まれていることの一つとして「子どもがなかなか勉強してくれない」ことが挙がっておりましたので、今回はそのうちの1つをお伝えできればと思います。
それは、ずばり結論から言うと
【勉強時間を記録すること(勉強の見える化)】です。
勉強する「計画」を立てることも大事ですが、
「記録」を残すことは、実はもっともっと大事なんです。そして記録する内容は、
① 勉強した科目とテキスト名 ② どのくらいの時間を使って ③ どのくらいの量をやったのか ④ “前向きひと言”自己評価
です。
①~③を記録することで、振り返ったときに偏った科目や使った時間が見えるようになり、励みにも反省にもなります。そして実は④の「ひと言コメント」も結構大事でして。
「疲れた」「全然進まなかった」などのネガティブなことは書かず、「これが分かった!」「10ページ進んだ!」など、何でもいいのでポジティブなひと言を書きます。
そうすることで、脳の思考が能動的になり、明日への勉強意欲にもつながるのです。
記録は紙でもノートでも構いません。また、最近は昔から想像もつかないほど、便利な世の中になりました。「スタディプラス(Study Plus)」というアプリをご存じでしょうか?上記でお伝えした内容がすべて記録でき、かつ、時間も計ることが出来たり、他の人の勉強時間もチェックすることが出来ます。 また、勉強した時間が棒グラフや円グラフで分かりやすく可視化されるため、個人的には非常にオススメなアプリです。
このアプリを使う場合はまずはお母様がご自身のスマホにダウンロードして、使ってみてください(無料です)。
それで「これはいいかも!」と思ったら、お子さんに勧めてみてください。(これをやると、お母さんも一緒に理解しながら、一緒に勉強を始めることができるんです。) 実際、お子さんが使う際には、ご家庭にタブレットがあれば、それにダウンロードして、お母様も一緒に見れる環境に記録していくといいでしょう。
「あら、昨日よりも長く勉強できたのね、すごいじゃない!」と褒めてあげられます。タブレットがなければ、お子さんのスマホにダウンロードして、時々見せてもらいましょう。
スマホを持たせてなければもちろん紙でも大丈夫です。
【とにかく頑張った時間を可視化して、自覚させることが大切】です。
そうすると、長く頑張ることが楽しくなってきます。反省もできます。
ここでの注意点は、【学校・塾での授業時間をカウントしないこと】です。
あくまで【自分ひとりで頑張った時間・塾で自習できた時の時間】を記録してもらいましょう。
これはなぜか。「勉強する」ということは2パターンに分かれるからです。
「能動的」か「受動的」か。
そして、「能動的にやった勉強」は
「達成感」「頑張った感」が死ぬほど高い。
これがグラフで可視化されたらどうでしょうか?
「うわ、自分だけの力でここまで出来てる!!俺(私)って結構できる子!?」
となりませんか?
そして、最初は30分だけでもいいんです。少しでもお子様が記録できたら、最大級に褒めてあげてください。
「30分だけでも、自分でできたの!?お母さんこんなに努力できる子、産んだ覚えなんてないわ!!(歓喜)」
と大げさでもいいんです。それが、後々2時間・3時間頑張ることに繋がっていきます。
長くなってしまいましたが、今後も意欲や勉強方法、利用価値がありそうなアプリ等があれば随時お伝えして参ります。
ですが中には一見良さそうに見えても使わない方がいいアプリも存在します。オススメするアプリ以外のアプリで「これはどうかな?」と思うものがあればぜひ一度ご相談ください。まず私が試しに一度使ってみて、おすすめ度をご紹介させていただきます。笑
勉強量は、目の前の1時間より、1年後の100時間。
最後までご一読いただき、ありがとうございました。